認知療法とは?

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 うつの患者のために作られた療法

 

認知療法というのは、1950年代にアメリカで作られたものになります。アメリカでは早い段階で心理学の研究や開発がおこなわれていました。認知療法は、もともとうつの患者さんのために作られたものでした。その治療において、一定の成果を出すことができたということで認知療法は世界中に広がるようになったのです。
人間の中には、実にさまざまな感情や気持ちが渦巻くものです。不安を感じることもあれば、パニックになってしまうこともあるでしょう。一時的にそういった感情や気持ちが出るのは人として当たり前のことなのですが、それによって人生そのものが振り回されてしまうとなるとやはりそれは好ましいことではありません。
感情や気持ちだけではなく、人間関係やストレスなどでも同じような現象が起こり得るものです。問題を抱えている方自身も「変えたい」「どうにかしたい」と思うことでしょう。そういうときに役立ってくれるのが認知療法なのです。認知療法は簡単に言ってしまえば、物事を認めること、そしてその考え方や見方というものを変えていくことになります。7

 

 同じ出来事でも発想の転換で違うものに

 

学生時代には学校の先生から人生の教訓になるような話をいろいろと聞かされることになるかと思います。そういった中で「コップに半分の水が入っているのをどう受け止めるか」という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。「半分しか入っていない」と考える方もいれば、「半分も入っている」と考える方もいます。
当然、「半分も入っている」と考えたほうが前向きな気持ちになれるものです。認知療法を必要としている方というのは、そのほとんどが「半分しか入っていない」と答えることでしょう。基本的に物事に対する見方や考え方がネガティブに歪んでしまっているのです。それに気づいて、変えていくということが認知療法になります。
物事に対して常にネガティブな考え方や見方をしていれば、気持ちも落ち込んでいく一方ですし、それによって体調を悪くしてしまうこともあります。考え方や見方を変えていくことによって、気持ちも落ち込むことなく、より健康的な状態で生活していうことができるのです。発想の転換というのは言葉にすれば簡単なのですが、実践していくのは難しいものです。だからこそ、認知療法という形で実践していくことが重要になってくるのではないでしょうか。