認知行動療法とは?

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 心理学の中でも有名な認知行動療法

 

心理学というのは、人の心理についての学問です。それゆえに、心理学の分野というのは広く、心理学以外の分野とも深い関わりを持っているものです。心理学のすべてを網羅するのは非常に難しいのですが、心理学の中でもやはり特に重要なポイントのようなものは存在します。それが認知行動療法です。心理学を勉強するのであれば、絶対に知っておきたい療法のひとつです。
心理療法にもいろいろなものがあるのですが、認知行動療法というのはその中でももっともポピュラーなものといってもいいでしょう。心理療法としてもよく使われていますし、非常に効果的な療法でもあるのです。名前の通り、認知療法と行動療法を組み合わせた心理療法になるのですが、認知療法の色のほうが若干濃いかもしれません。
心理学というとアメリカのイメージが強いかもしれませんが、認知行動療法はイギリスで誕生した療法になります。うつ病の治療に使われるだけではなく、さまざまな精神疾患の治療や再発予防にも使われています。投薬治療と同等か、それ以上の効果があるともいわれており、心理療法の中でも特に重要な療法といえるでしょう。

 

 認知と行動の両方に働きかける

 

認知療法と行動療法が組み合わせられて誕生したのが認知行動療法ということになるのですが、認知行動療法では認知と行動の両方に働きかけることになります。もちろん、認知療法も行動療法もどちらも効果的な療法ではあります。しかしながら、認知にだけ働きかける、行動にだけ働きかけるという形では複雑な人間の心には不十分なこともあるのです。
認知行動療法では、文字通り、認知と行動の両方に働きかけていきます。自分自身に間違った認知や歪んだ認知があるということを自覚し、それを正していきます。それによって気持ちも変わってきますし、行動も変わってくるのです。認知を変えることによって、行動も自分で変えられるようになっていくのです。
ただ、認知行動療法というのは人任せにしたままできる療法ではありません。心に問題を抱えているクライエント自身も積極的に行動していくことが求められるのです。ただ薬を飲んでいればいいだけ、ただ話を聞いてもらうだけという形の療法ではありませんので、クライエントにとってはつらいこともあるかもしれません。しかしながら、認知行動療法がうまくいけば、その後の人生というのは大きく変わってくるでしょう。