内観療法とは?

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 日本で誕生した内観療法

 

最近になって日本でも心理学というものが注目されるようになりましたが、アメリカなどの海外ではもっと早くから心理学というものが注目を浴びていました。そのため、今の日本で使われている心理療法のほとんどが海外で誕生したものになっています。しかしながら、中には日本で開発された心理療法もあります。そのひとつが内観療法です。
スピリチュアルブームの中で内観について知ったという方もいるかもしれませんが、内観というのは何も新しいものではありません。もっと昔から内観というのは、日本に根付いていたものなのです。海外の方にしてみれば、不思議な心理療法かもしれません。内観療法というのは、日本ならではの心理療法でもあるのです。
もともと日本には見調べという修行法がありました。ただ、この見調べというのは宗教色が強く、誰にでもできるようなものではありませんでした。それを誰にでもできるようにと吉本伊信が開発したのが内観療法なのです。心理学という長い歴史の中では、まだまだ新しい療法になりますが、日本では昭和52年に学会も誕生しています。

 

 内観療法にもいろいろなレベルがある

 

内観療法というのは、どのような症状の方に対しても常に同じやり方で進めていくというタイプのものではありません。基本的にその人に応じて、内観のやり方というものを変えていくことになります。言ってしまえば、内観療法にもいろいろなレベルがあるのです。その人に合ったレベルで内観療法を進めていくのです。
一般的に知られている内観療法のやり方としては、刺激のない静かな場所で15時間という長時間の内観をしていくというものです。その中では、「してもらったこと」「してあげたこと」「迷惑や心配をかけたこと」について、内省していくことになります。初めて内観療法について知る方にとっては、かなり衝撃的な内容なのではないでしょうか。
ただ、誰もがこのやり方で内観療法を進めていくわけではありません。症状が軽い方であれば、それこそ「してもらったこと」「してあげたこと」「迷惑や心配をかけたこと」の3つについて日記をつけるという形でも内観療法を進めていくことができます。場合によっては、家族と一緒に内観療法を受けるということもあるでしょう。基本的にどのようなやり方で内観療法を進めていくにしても、これまでの自分を振り返るという作業をしていくことには変わりありません。