産業心理学・組織心理学とは?

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 文字通り産業のための産業心理学

 

産業心理学というのは、その名前の通り産業のための心理学になります。産業心理学においては、その研究分野は大きく3つにわけることができます。ひとつは組織と人間の関係、もうひとつは消費と人の関係、そして最後のひとつが健康と人の関係です。この3つが現在の産業心理学における主な研究分野です。
組織と人間の関係では、組織の在り方や人間関係、仕事における条件、採用、人事などを対象にしています。消費と人の関係では、売る側と買う側の心理的価値に基づく消費行動を対象にしています。健康と人の関係では、心と体の病の治療、ストレスを克服する力の育成などを対象にしています。
昔と今とでは、産業の在り方そのものも違っています。産業の在り方が違えば、そこに関係する人の心理というものも大きく変わってきます。雇用関係や組織構造の変化によって、その従業員や家族にも影響が出てきますし、産業は教育や文化といったところにも影響を及ぼすのです。そのため、産業心理学においては広い視野が求められます。

 

 産業心理学に対抗する形で生まれた組織心理学

 

組織心理学というのは、産業心理学に対抗する形で生まれたものです。もともと母体となっているのは産業心理学になります。産業心理学の考えを批判する形で確立したのが組織心理学なのです。心理学には基礎心理学と応用心理学というふたつの大きな分類がありますが、組織心理学は応用心理学のひとつになります。つまり、実践的な心理学なのです。
組織心理学というのは、文字通り組織における心理学です。組織との関わりの中で人の心理はどのように変化していくのかを考えていくものです。もちろん、人の心理が組織にどのような影響を与えるのかという部分も組織心理学の分野になります。組織にもいろいろなものがありますが、組織心理学は労働に大きく関係している心理学になります。
例えば、企業がそこで働いている人に対してどのような心理的影響を与えるのか、その中でどのような心理の変化、行動の変化があるのか、逆に働いている人の心理や行動が企業の業績にどのような影響を与えるのかといったことを考えていくのが組織心理学になります。特に、今の日本のような国においてはまさに必要な分野といえるのではないでしょうか。どのような形でもあっても働く方にとっては、是非積極的に勉強しておきたい心理学です。