心理カウンセラーと精神科医の違い
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似ているようで、まったくちがう心理カウンセラーと精神科医。
人の心の病を救いたいと思ったとき、どちらを目指すべきか迷う人もいるでしょう。
心理カウンセラーと精神科医の違いを解説します。
役割の違い
心理カウンセラーと精神科医は、役割や患者への治療方法が違います。
精神科医は病を治すことを目的とする
精神科医は医学的に患者を診て、症名を明らかにします。そして、その病にあった精神療法や薬をつかい、治すのが役割です。
診断も薬を処方することも、精神科医でないとできません。
心理カウンセラーは原因や背景にアプローチする
心理カウンセラーは、どうしてそのような病があらわれたのか、原因や背景を明らかにしたあと、患者が自立できるようにサポートする仕事です。
診断や薬の処方はできません。心理療法や対話で、患者の悩みやストレスの根本的な解決を目指します。
働き方・給与・待遇の違い
精神科医の場合
精神科医は病院の精神科などに務めます。
現代は超ストレス社会とも呼ばれ、精神科医の需要が高まっています。そのため、正規で雇われたり、開業して成功したりと安定した仕事です。
平均年収は1000万円を超えるとされています。
心理カウンセラーの場合
心理カウンセラーが活躍している場は多くあります。
学校など教育施設、福祉施設、病院、一般企業。
独立・開業して、個人相談室を設けているカウンセラーもいます。
年収は一般社員とあまり変わらず、300万~500万円程度。なかには独立・開業して年収1000万円超えの人もいますが、すごく少ないでしょう。
非正規で働いたり、複数の場所をかけもちしたりしている心理カウンセラーの割合が高いです。その場合、カウンセリング料は時給や回数によって支払われます。
経験年数や、もっている資格によっては年収150万円を下回ることもあり、最初は安定しにくいです。
なれる方法の違い
精神科医になるのはむずかしい
精神科医は医学部を出て、そのあとも病院で研修医を経験し、長い年月を経て、精神科医として勤めることができます。
医学部卒業まで6年、研修医を3年。スムーズにステップアップしていけたとしても約9年以上かかります。
心理カウンセラーは誰でも目指せる
臨床心理士は心理学系の大学を専攻し、大学院まで修了しないと取得できない資格です。
条件が厳しい資格ですが、これ以外の資格をとって活躍しているカウンセラーもいます。
また民間資格が多いことから、厳しい決まりがなく、無資格でも心理カウンセリング自体はできます。
無資格で始める場合、活躍できる可能性はとても低いです。企業に就職するときも、資格があるかどうかは問われます。
心理カウンセラーは資格を取得すると有利
心理カウンセラーを今から目指すなら、資格を取得しましょう。
精神科医や臨床心理士でなくても、社会的に信頼度が高い資格があります。
メンタルケア学術学会という公的学会やほかの団体も認める「メンタルケア心理士」や「メンタルケア心理専門士」の資格です。
履歴書に書くこともできるので、有利に働くでしょう。
またメンタルケア心理専門士は、個人相談室を開くレベルの知識やスキルを身につけた証となります。
開業したときの集客力アップにもつながります。
メンタルケア心理士資格はどこで取得できる?
最も早く効率よく取得できる方法は、メンタルケア学術学会が定める通信講座を修了し、試験に合格することです。
「通信講座」と聞いて、本当に知識やスキルが身につくのか不安だという方もいるのではないでしょうか。
時間やお金を節約できて、マイペースに学習をすすめられる。
さらに正しい知識やスキルをしっかり身につけられる講座が理想ですよね。
それなら「ヒューマンアカデミー たのまな」通信講座がおすすめです。
プロの講義を聞いて学習できる
臨床心理士など、心理学の専門家が講座を監修しています。
教材だけでなく、DVD講義がついてきます。DVD講義でも心理学のプロが講師をしています。
家にいながら、好きなときに繰り返し見ることができるので、しっかり正しい知識を身につけられます。
公式テキストや添削問題集で合格に近づく
試験の主催団体が発行している公式テキストで学習するので、効率よく試験対策ができます。
試験問題に近い、たのまなの添削問題集もあり、間違えたところはプロの講師が丁寧な解説付きで返送してくれます。
資格取得への最短ルートとなるでしょう。
実技に備えられる
メンタルケア心理専門士の試験には、実技テストもあります。その試験対策として有効なのが「実技実践プログラム」。
実際にプロがカウンセリングをおこなっているところを観たり、カウンセリングに多い相談事例を学んだりすることができるプログラムです。
講座のコースにつけることができます。
「心理学の技術をより自分のモノにしたい」と思う人はつけることをすすめます。
実技テストでも良い成績をおさめられるはずです。
講師によるフォローが手厚い
たのまな講座は何度でも質問ができます。通信講座にありがちな失敗「わからないことが解決しない」ということがありません。
心理学を初めて学ぶ人も安心して学習をすすめられます。
1日短時間の学習でOK
たのまな講座は、1日短時間の勉強で修了できるように作成されています。
家事や仕事で忙しくても、学習が負担になりません。
また経験・実績づくりとして、学習のほかに空いた時間を使って「無料カウンセリング」をしてみるのもおすすめですよ。
カウンセリングは知識やスキルだけではなく、経験こそ活きるからです。
まったく経験がない人よりも○○人の悩みを聞いてきたカウンセラーのほうが相談者はお願いしたいと思うでしょう。
1日短時間の学習にしたことで、知識やスキルだけでなく、経験や実績も身につけられる。
「一石二鳥」以上の講座です。
まとめ
心理カウンセラーは原因や背景などを対話で見つけ、必要な心理サポートをする仕事。
精神科医は「診断」をして、精神療法や薬物治療をおこない、病を治すのが仕事です。
精神科医になるには医学部を卒業し、約9年という長い年月と学費が必要。需要がある仕事のため、安定していて、年収1000万円以上も夢ではありません。
心理カウンセラーは誰でもカウンセリングをおこなうことはできますし、比較的、なれる可能性はあります。
「あまり今から時間やお金をかけられない」「けれど人の心を助ける仕事に就きたい」なら、心理カウンセラーを目指しましょう。
最初は安定せず、とても大変な仕事ですが、患者の悩みの根本的なところを改善するといった欠かせない仕事です。
ヒューマンアカデミー たのまなで学習して、資格を取得しましょう。