学会認定の民間資格 健康心理士

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 健康心理士は日本健康心理学会が認定する資格

 

健康心理士という資格をご存知でしょうか。健康心理士は、日本健康心理学会が認定している民間資格のひとつになります。この健康心理士というのはあくまでも総称で、認定健康心理士、専門健康心理士、指導健康心理士の3つの資格を指します。認定健康心理士の上が専門健康心理士、その専門健康心理士の上が指導健康心理士という位置づけになっています。
認定健康心理士、専門健康心理士、指導健康心理士のそれぞれで求められるレベルというのは違ってくるものの、基本的にはその名前の通り健康心理に関係する資格になります。健康心理というものを通して人々の健康の向上や健康心理学の専門家の養成といったものを目的として作られた資格です。
健康心理学というものに興味を持っている方であれば、取得しておいてもいいでしょう。ただ、知名度もそこまで高くはありませんし、資格を取得したからといってそれが直接的な仕事につながってくるとは言えません。メジャーな資格ではないだからこそ、本当に資格を取得しただけで終わってしまうという可能性もあります。

 

 健康心理士の資格を取得するには意外に大変

 

心理系の資格の中には、誰でも受験できるようなハードルの低い資格もあります。しかしながら、健康心理士の資格というのはとてもハードルの低い資格とはいえません。というのも、健康心理士の資格を取得するためには、最初からある程度の条件をクリアしていかなければいけません。
健康心理士には認定健康心理士、専門健康心理士、指導健康心理士と3つの資格がありますが、それぞれで目指し方というのは違ってきます。しかしながら、4年制大学で心理学を勉強していたり、大学院心理学を勉強していたりとどの資格を目指すにしても最初から結構な高さのハードルを求められるのです。
また、日本健康心理学会に入会し、正会員となることも必要となっていきます。健康心理士の資格を取得するためには、越えなければいけないハードルが多いですし、その分、手続きもいろいろと必要になってきます。試験に合格してサクッと資格を取得していきたいという方にとっては、健康心理士の資格というのはあまり好ましいものではないかもしれません。苦労して資格を取得しても、その資格を仕事で活かせるかどうかも微妙なところですので、実用的な資格とはいえないでしょう。