メンタルケア心理士教材の中身はどんな内容ですか?
メンタルケアトリプル講座 |
メンタルケア心理士総合講座 |
メンタルケアWライセンス講座 |
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メンタルケアカウンセラー、メンタルケア心理士、メンタルケア心理専門士の3つの資格を同時に目指す講座。 |
メンタルケア心理士、准メンタルケア心理専門士、メンタルケア心理専門士の3つの資格を同時に目指す講座。 |
メンタルケアカウンセラー、メンタルケア心理士の2つの資格を同時に目指す講座。カウンセリング実技実践付。 |
メンタルケア心理士 教材の中身について
メンタルケア心理士の教材の中身はどんな内容ですか?ということですが、ここではヒューマンアカデミーたのまな通信講座を例に挙げてお話ししていきましょう。ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座には、メンタルケア心理士講座というものがあります。
まずは、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座のメンタルケア心理士講座の教材についてです。教材は、講義DVD 全8枚、テキスト教材(精神医科学基礎、精神解剖生理学基礎、カウンセリング基本技法)、ポイントグラフィックDVD、添削問題集(全6回)で構成されています。ちなみに、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座のメンタルケア心理士講座は日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会との提携講座になります。
肝心の教材の中身についてですが、精神解剖生理学基礎では各器官に出てくる心身疾患を見ていくことによって心と身体の繋がりやストレスとの関わり合いを学んでいくことになります。疾患治療に使われる薬の作用方法を学ぶ薬理学についても勉強していくことになります。生化学基礎やストレス学基礎、解剖生理学、生理心理学と認知心理学の内容も教材に含まれています。
さらに、精神医科学基礎では、統合失調症や不安障害など代表的な精神障害についてだけではなく、認知症やパーキンソン病などの身体疾患と精神症状の関わりなどについても勉強していくことになります。疾患治療に使われる薬剤の効果効能についても勉強していきます。他にも、精神医科学とは何かという部分から心と医学の関係、精神疾患-知覚・認知・感情・行動における障害-、発達心理学、精神疾患-発達・睡眠・摂食・性格における障害-、身体疾患と精神症状、薬剤論の内容も教材に含まれています。
そして、カウンセリング基本技法ではカウンセリングをおこなっていく上で必要な事前知識を身につけていくことになります。倫理や活動範囲を知ることによってカウンセラーとしての心構えを知るだけではなく、よく知られている代表的な心理療法をも身につけていきます。心の健康とはというところから、カウンセリングとは、カウンセリング基礎知識、カウンセリングにおける倫理、カウンセリングと医療、心理療法基礎も教材の内容に含まれています。
ちなみに、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座のメンタルケア心理士講座にはカウンセリング実技実践付というものもあります。このカウンセリング実技実践付になると、カウンセリング実技実践プログラムという形で、上記の内容に加えて、講義DVDが2枚、カウンセリング基本技法と面接技法のテキストが1冊、添削問題集がついてくることになります。
カウンセリング実技実践プログラムの具体的な内容についてですが、傾聴とカウンセリングの基本技法を念頭においた会話とおかない会話、決めつけと、思い込みによるカウンセリング事例、事柄、感情への焦点をあてた場合の事例、問題の確認と共有から目標の設定、インテーク面接、カウンセリング第1回目という形になっています。良い例だけではなく、悪い例も学ぶことができるような内容になっていますので、よりカウンセリングというものをイメージしやすくなるのではないでしょうか。
ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座ではメンタルケア心理士の資格を目指すためのメンタルケア心理士講座だけではなく、メンタルケアカウンセラーとメンタルケア心理士の資格を目指すメンタルケアWライセンス講座、メンタルケア心理士とその上位にあたるメンタルケア心理専門士の資格を目指すメンタルケア心理士総合講座、メンタルケアカウンセラーとメンタルケア心理士とメンタルケア心理専門士の資格を目指すメンタルケアトリプル講座というものも用意されています。さらに、これらの講座には実技実践付のものもありますので、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座ではさまざまなアプローチでメンタルケア心理士を目指していくことができるのです。
質問は何度でもOKとなっていますし、担当講師がしっかりとフォローしてくれますので、安心して勉強することができるでしょう。テキストだけではなくく、通学さながらの講義DVDがあるからこそ、メンタルケア心理士に必要な知識やスキルを効率よく身につけていくことができるのです。
心理カウンセラーを養成するための教材といっても過言ではない
先では、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座のメンタルケア心理士講座を例に挙げましたが、基本的にメンタルケア心理士講座で使う教材というのは心理カウンセラーを養成するためものものといっても過言ではありません。
というのも、今の時代、普通に生きていくだけでもかなりのストレスを抱えることになります。実際に、「ストレス社会」という言葉が世の中に浸透し、当たり前のように使われていることからもよくお分かりになるでしょう。そういった中で、現代人の心の問題というのは、年々確実にクローズアップされるようになっています。言ってしまえば、それだけメンタルケアが必要な時代になっているのです。
しかしながら、今の時点で心の病気の治療というのは、心療内科や精神科でしかおこなっていません。いきなり心療内科や精神科に行くのは誰だって抵抗があるでしょう。そういった中で、こういった医療機関とクライエントの中間的な存在として、民間の心理カウンセラーが注目を浴びるようになっているのです。注目を浴びているだけではなく、求められるようになっているのです。心の健康を維持するだけではなく、心理的な負担を軽くしていくための相談に乗り、知識やスキルを活かして適切なサポートやフォローをしていく心の専門家が今の時代には必要なのです。
メンタルケア心理士講座では、まさにメンタルケアにおける専門家、心の専門家として活躍していくための知識やスキルを身につけていくのです。メンタルケア心理士講座では、現代社会が抱えているさまざまな課題や問題を心理学的な視点から幅広く学んでいくことになります。社会や地域で広く活躍できるだけの基本的な専門知識を身につけていくのです。
心の病気という言葉は、結構軽い意味で使われることもあります。冗談めかして使うこともあるでしょう。しかしながら、病気は病気です。しかも、人間の心と身体というのはリンクしているものです。だからこそ、心だけの勉強をするのではなく、しっかりと身体のことも勉強していく必要があるのです。実際に、メンタルケア心理士講座では、心理カウンセリングで使うカウンセリング技法だけではなく、医学的な面からも正しい心理カウンセリングや心理療法がおこなえるような勉強をしていくことになります。
カウンセリング基本技法から、精神解剖生理学や精神医科学までをしっかりと勉強していき、さまざまな分野で心理学の知識とスキルを活かせるような心理カウンセラーを養成していくのです。心理カウンセラーというと困っている人を助けるというイメージがやはり強いかと思いますが、実はカウンセラー自身のためにもなります。というのも、教材でメンタルケアをしっかりと学び、さまざまな知識やスキルを身につけることによって、それを日常で活かせるようになるのです。日常生活の中での基本的なメンタルケア自己コントロールはもちろん、 家庭や職場でのコミュニケーション、そこでの人間関係などにも活かせるのです。カウンセラーとして心理カウンセリングをしていくこともできますし、医療の現場で役立てることも出てくるでしょう。さまざまな角度から現代人が抱えるストレスにアプローチしていくことができるのです。
メンタルケア心理士 教材の内容だけで満足しない貪欲さも必要
ここでは、ヒューマンアカデミーのたのまな通信講座のメンタルケア心理士講座を例に挙げながらその教材の内容についてお話ししてきました。実際に勉強をしてみると、その教材の内容の奥深さというものに驚く方も多いかと思います。しかしながら、メンタルケア心理士の資格取得を目指すのであれば教材の内容だけで満足しない貪欲さも必要かもしれません。
というのも、心理学というのはもともと非常に幅広い学問です。人が関係すればどのような場面でも心理学を活かすことができますし、それゆえに医療や福祉、教育、産業とさまざまな分野に心理学は関わってくるものです。ハッキリ言って、心理学を勉強し尽くすというのは無理でしょう。しかしながら、そういう心理学だからこそ、「ここまで」と決めてしまわずに勉強をし続けることが大切なのです。
メンタルケア心理士の資格を目標にしている方であれば、まずは教材を使ってその内容を自分のものにしていくことです。しかしながら、その内容を自分のものにしたからといってそこで満足してはいけません。メンタルケア心理士の資格を取得した後も勉強は続けていきたいものですし、一度勉強したものでも忘れないように何度も復習をしていきたいものです。
さまざまな分野にアンテナを張っておくことによって、それが心理学の勉強でも活かされてきますし、メンタルケア心理士の資格を活かしてカウンセリングをしていくのであればそういったところでも役立ってくるでしょう。「ここまで」と勉強の上限を決めてしまうと、時代に取り残されてしまう可能性もあるのです。
メンタルケア心理士講座の教材というのは、受講者のことをしっかりと考えて作られています。初めて心理学に触れる方にとっても入りやすいでしょうし、勉強もしやすいでしょう。だからこそ、そのままの流れでモチベーションを高めて、教材以外の部分も積極的に勉強していくような貪欲さを持つようにしましょう。教材はあくまでもメンタルケア心理士の資格を取得するための第一歩なのです。